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2025年度双方向コミュニケーション研究会第2回研究会のご報告

 「2025年度双方向コミュニケーション研究会」第2回研究会が、11月27日、新大阪丸ビル別館を会場に開催されました。
 参加者は44名(会場29名、web15名)、うち適格消費者団体・消費者が28名、事業者が15名、行政関係者が1名でした。

 
 2025年度の本研究会は、消費者庁受託事業として行われます。開催にあたっては、以下の団体を実行委員会として、準備を進めました。
 消費者関連専門家会議(ACAP)・消費者機構日本(COJ)・消費者支援機構関西(KC’s)・消費生活ネットワーク新潟・ひょうご消費者ネット
 消費者庁が後援しています。

 第2回研究会では、「病院で過ごす日々の質も気持ちも高めよう~患者様目線の患者衣を通した、お客様のため未来のための取り組み~」と題して、株式会社エラン お客様相談室マネージャー 田鹿 雄基 氏、お客様相談室プランナー 山﨑 隆史 氏より講演がありました。同社は、入院時に必要な日用品のレンタル事業に携わる一方で、患者目線を取り込んだ患者衣「lifte」を開発し、高い評価を受けています。

 講演のあと、6つのグループに分かれ、意見交換の場を持ちました。    グループ討論では、
「価格競争の厳しい分野だが、消費者志向の観点で業界を牽引してほしい」
「B to C(事業者→消費者)だけでなく、B to B、B to B to Cといった業態の構造について、消費者団体として喫緊の研究課題としていきたい」といった意見が挙げられました。
 グループ討論をうけ、講師の田鹿氏、山﨑氏からは、「消費者目線が大事ということに尽きる」「皆様からのお声をしっかり社内に持ち帰り、サービス向上・改善に活かしていきたい」、と「講演のまとめ」が述べられました。

 また、消費者庁審議官 黒木 理恵 氏より、「商取引に関する主体相互の協調が課題である。消費者に選択の余地の少ない業界においても、積極的に消費者ニーズが反映されるよう、双方向コミュニケーション研究会には引き続き期待している」との感想が述べられました。

 最後に、実行委員会を代表して、片山登志子KC‘s副理事長より、閉会の挨拶と、第2回研究会の「まとめ」、第3回研究会への参加が呼びかけられました。
 第3回研究会は、
2026年1月30日(金)13:30~17:00
 「消費者の消費行動と双方向コミュニケーション ‐ デジタル社会と人間の脆弱性 ‐ 」
と題して、河上 正二 氏(東京大学名誉教授・東北大学名誉教授)にご講演いただきます。
 企画については、別途あらためてご案内いたします。

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