株式会社スターリーナイトカンパニーに対して、消費者契約法に違反すると考えられる同社のチケット規約の一部使用停止を求める差止請求訴訟を大阪地方裁判所に提起しました。
2024.03.28(No.10001337)
 当団体は、株式会社スターリーナイトカンパニーに対して、2021年12月に一方的に中止されたイベントについて、「特定適格消費者団体」としてチケット代金の返金を求める被害回復訴訟に取り組んでいます。
 上記被害回復訴訟は、同社の不特定多数の被害者(消費者)に対するチケット代金相当額の返還義務の確認等を求める訴訟ですが、他方で、同社は現在もなおイベント中止の場合でも参加者(消費者)にはチケット代金の返金をしないという不当な内容のチケット規約の使用を継続しており、今後も、新たな消費者被害を発生させる危険があります。
 そこで、当団体は、違法な規約類の差止請求を行う団体訴権を持つ「適格消費者団体」として、2024年3月28日同社に対し規約の一部使用停止を求める差止請求訴訟を大阪地方裁判所に提起しました。