KC’s 双方向コミュニケーションシンポジウム「事業者と消費者の相互理解と、信頼の再構築 ~大学生、子育て層、高齢者とのコミュニケーションの実践~」を開催
2013.09.17(No.10000397)

 2013年9月17日、KC’s双方向コミュニケーションシンポジウム「事業者と消費者の相互理解と、信頼の再構築 ~大学生、子育て層、高齢者とのコミュニケーションの実践~」を新大阪コロナホテル(大阪市)で開催しました。参加人数は48人でした。後援は消費者庁にしていただきました。

 双方向コミュニケーション研究会の取組みについて、消費者志向研究所代表の池田康平氏による基調報告「双方向コミュニケーションがなぜ必要か!そして課題は」を行い、「相手の顔が見え理解、信頼が深まる」等のメリットを紹介しました。
その後、西島事務局長から「2012年度の研究会の実践内容」紹介し、キユーピー㈱大阪支店お客様相談室課長の池邦彦さんから事業者の立場で参加した「子育て層」と「高齢者」との実践報告を行い、おおさかパルコープ子育てサポートステーション池原房子さんより「子育て層」として事業者を招いて交流した内容を実践報告いただきました。

 シンポジウムの後半は、KC’s副理事長の片山登志子弁護士をコーディネーターに「事業者・消費者とのコミュニケーションの実践から」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネリストは基調報告の池田康平さんに加え、住友生命保険相互会社お客さま満足推進部上席部長代理の村井正素さん、大阪大学工学部3年・大学生協兵庫大阪和歌山ブロック学生委員の古澤達也さん、KC’s理事のあざみ祥子さんでした。パネルディスカションでは、大学生、子育て層、高齢者との様々な実践を通じてお互いが気づき、理解し、信頼が深まった双方向のコミュニケーションの特徴が紹介され、やってよかったとの意見がパネリストからあり、古澤さんからは大学生協の学生委員会で継続していきたいとの発言がありました。

 シンポジウムのまとめとして、西島事務局長は「KC’sも事業者・消費者のみなさんもお互いにさらにコミュニケーションが深まるよう努力していきたい」と、今年度も引き続き双方向コミュニケーション研究会を継続していく決意を語りました。
 
 2013年度同研究会は、11月より開始し、実践の幅を広げていく予定です。

 なお、2010年度、2011年度、2012年度の双方向コミュニケーション研究会での取組みを冊子にまとめています。
ご希望の方には、2010年度版、2011年度版、2012年度版 各1部200円(送料別)で販売しております。KC's事務局(06-6920-2911)までお問い合わせください。