8月4日、インターネットプロバイダーを運営するヤフー株式会社「要請書」を送付しました。
2010.08.18(No.10000117)
 2008年5月以降の「Yahoo!オークション」における「ID乗っ取り問題」については、その後被害は収束しつつあったものの、「Yahoo!JAPANサービス利用規約」等に関し、消費者たる契約者の立場から引き続き、調査・検討を行ってきました。

<要請書の概要>
 KC’sでは、ヤフー(株)からの2009年12月18日付「再回答」を受けて今後の対応を検討した結果、依然として問題があると考え、同社に対して2010年8月4日付「要請書」を送付しました。
 要請事項の概要は、以下の3点です。

 1. 賠償責任の制限の無効性について
 2. 個別事案に対する運用対応の公平性と透明性の確保について
 3. IDおよびパスワードの管理および管理責任について
<経過>
・2009年10月 9日付 同社より「お問い合わせ」に対する回答を受領
・2009年12月18日付 同社より「再お問い合わせ」に対する回答を受領